先週の土曜日、午前は片道2時間かけて鑑定評価書の納品にうかがい、午後は妻が企画・演奏するクラシックコンサートに行きました。クラリネット・ホルン・ピアノのトリオという、あまりない?組み合わせのようです。

ホルン(妻)のソロパート

私は普段クラシックに馴染みはないのですが、誰でも知っている童謡を編曲して演奏するなど初心者でも楽しめる構成で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

また、昨日は、宮城県美術館で開催されている「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行ってきました。

ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、光の差す窓辺にたたずむ女性を描く、独自の様式を確立した初期の傑作として知られています。近年の大規模な修復プロジェクトにより、背景の壁から、画家の死後に塗りつぶされていたキューピッドの画中画が姿を現しました。現存わずか30数点と言われるフェルメールの作品の中でも、今最も注目を集めている1点です。

本展では、修復後の姿が公開されたばかりである本作品をはじめ、同館の豊富なオランダ絵画コレクションから、レンブラント、メツー、ファン・ライスダールなど、17世紀を代表する画家たちによる約70点を展示します。宮城では11年ぶりの展示となるフェルメールの世界と、彼を生んだオランダ絵画の豊かな「黄金時代」をご堪能ください。

宮城県美術館HP

科学的な分析によって《窓辺で手紙を読む女》の塗りつぶされてた部分がフェルメールによるものではない、と結論付けられたその経緯が、ミステリアスで興味深いものでありました。

音楽も絵画も間近で鑑賞するのがいいですね。芸術の秋は堪能したので、次は食欲かなー!